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中塚周一のブログです。
 
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111017_232629.jpg「VISION of JAPAN -我が胸中に政策ありて-」
元総理大臣 故 橋本龍太郎先生の著書です。
本棚を整理していたら出てきた本で父が橋本先生からいただいたものです。
橋本先生がどのようなことを考えられ、どんな活動をされてきたのか興味があり読んでみました。
この本は、橋本先生が総理になる前にだされた本で、大蔵大臣のとき、GATウルグアイラウンドの時の対応や各国との金融政策の駆け引きなどの動き。環境政策、そして福祉政策などについての考えなどが述べられています。
福祉については、現在の介護人材不足についても予見されていて、現場を知る私でもウンウンと頷けるものばかりです。介護士の処遇向上について早くから、その必要性を説かれています。橋本先生がご存命であれば、現在の政策に警鐘を鳴らしていたことでしょう。
今の混沌とした情勢だからこそ、橋本先生のような人がいてくれたらなと思います。



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111005_223134.jpg久しぶりに本の紹介。
「良寛~日本のお釈迦さま~」という本です。
良寛さん、有名なお坊さんですが、玉島の円通寺で若いときに修業をされていましたから、玉島の人間にとっては親しみの深い方なのです。
私も10年くらい前でしょうか、興味があって良寛さんに関する本を数冊読んでいました。その頃に祖父から、「興味があるんだったら、この本を読んでごらん」とくれたのが、この本です。
良寛さんに関する本は、たくさんありますが良寛さんの人間的な魅力、清貧さを感じることができます。
しかし、私は、それ以上に仏様の教えに従順かつ確信的で、しかもミステリアスな面を感じるのです。
それは、この本の冒頭にある詩「ひとりで生まれ ひとりで死ぬ ひとりで坐り ひとりで思う 展転するもの すべて空 そのように わたしはさとる」というように輪廻転生と成仏が釈尊の悟りであり、それを会得しているということ。
また、良寛さんは、所属宗派は曹洞宗ではあるが、空海上人(真言宗)ゆかりの四国八十八ヶ所を巡ったり、法然上人(浄土宗)ゆかりの箕面の勝尾寺へ寄ったり、日本の祖神・伊勢神宮にも参ったという記録も残っているという。
さらに、「おろかなる 身こそなかなか うれしけれ 弥陀の誓いに あうと思えば」という詩も残していて、修行(自力)を基とする曹洞宗とは思えない、他力の思想を持っている。
よく良寛さんのことを「(何でもありの)雑炊宗」という言い方をするが、そんな言葉で済まされないミステリアスで、何かを握っているように感じるのです。






110830_225521.jpg「日本は世界1位の金属資源大国」っていう本があったので読んでみた。
資源に乏しい日本。輸入に頼る、ある意味、弱い立場の日本・・。でも、この本では、金属資源世界1位という。
「都市鉱山」つまり、既に製品として使用(廃棄物になっているものも含めて)している金属資源が豊富だということなのだ。
この都市鉱山を資源とした場合、日本の金、銀の資源量は世界第1位となるらしい。また、携帯電話や電気自動車などに使われているプラチナ、インジウム、アンチモンなどのレアメタルも、日本は世界有数の資源国に匹敵する蓄積量を有しているという。
まぁ、世界各国の都市鉱山はどうなのかということは、詳細には分からないが・・しかし、それだけ多くの資源が日本には眠っていることは事実。これらを、どう国内で再資源化し、蓄積あるいは循環させていくかということは大きな課題でしょう。現在は、これらを再利用するまでに高い技術と費用がかかる。しかし、レアメタルを利便性の高い製品に仕上げていったのも日本人だから、それらを効率よく再利用できるように仕上げることも可能だと思う。
あと、都市鉱山を他国へ流出させないようにしたり、再利用を促進させるような法整備も必要でしょうね。
110801_211819.jpg三宅久之氏の「書けなかった特ダネ 昭和〜平成政治、25の真実」。
先週の県外視察の移動中に読んだ本です。
政治の表舞台で繰り広げられてきた様々な出来事や決断。しかし、その裏舞台では、権力闘争の渦の中で泥臭いやりとりがあったり、国内外の問題に対して命がけの駆け引きがあったり多くの人間模様がある。
この本を読むと政治の人間臭さや政治家のパワーや魅力も、また感じることができる。

ちなみに著者の三宅さん、ある政治家から「国会議員にならないか?」と言われたこともあるそうです。その時、「君の郷里はどこか?」と聞かれ「東京生まれですが、もとは倉敷です。」と答えたら「岡山2区はいいぞ!(当時は5人区)」と言われたとか。
三宅氏が倉敷市から出ていたら・・どうなっていたでしょうね?
ad3b30f7.JPG先日、自民党本部へ行った時にたまたま見つけて買った本です。
「東條英機の中の仏教と神道」。東條英機の孫にあたる東條由布子さんの著した本です。
第2次大戦後、戦勝国が敗戦国を裁いていきました。敗戦国ドイツを裁いたニュルンベルク裁判では、被告が死刑を言い渡されると半狂乱になったり、怒ったり、嘆いたりしました。
一方、東京裁判では、東条英機たちは死刑宣告されたのに恐怖で青ざめることもなく、安らかな顔、安堵の表情を浮かべ、澄んだ顔でした。
戦勝国によって同様の理不尽な裁判をされたにもかかわらず、なぜ、ドイツと日本とでは、否、ドイツの戦犯と言われた人たちと東條たちA級戦犯と言われる人たちとで、これほどの違いが出たのでしょうか?・・というのが、この本の問題提起です。
この本のタイトルにあるように、それは仏教や神道を信仰していたから・・と単純には言えないようです。この本には、「(神道の家に生まれた)祖父(東條英機)は、巣鴨拘置所の中で初めて神道以外の宗教の神髄に出会う機会を得た。花山教誨師が説く仏教の奥義を学び、素直に感動の言葉を述べている。」とあります。彼らは拘置所内で教誨師によって仏教を授かりました。
東條たちの中には「億劫にも得難い如来の御縁を受けることができたのは、まったくこの不運(死刑)が絆となった。(このことで)心が豊かに進歩させてもらい、とても喜んでおります。」と言う人もいました。A級戦犯として死刑宣告された彼らが皆、仏教に帰依し死を前にして安心を得ている。
単に宗教を信仰しているだけで、これだけの境地が得られるでしょうか。しかも彼らはGHQから理不尽な死刑宣告をされたのです。にも拘らずです。
東條英機、辞世の句にも安らかな気持ちが表れています。

さらばなり 有為の奥山けふ越えて 弥陀のみもとに行くぞうれしき
明日よりは たれにはばかることなく 弥陀のみもとでのびのびと寝む

処刑の行われる数時間前に妻に送ったものです。

彼らには、仏教は安心できるものだという確信を得る何かがあったに違いありません。
プロフィール

岡山県議会議員 中塚周一
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