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「禅」っていうと何か難しそうな感じがしますが、禅の心、仏教の心を筆者のいろんな体験などからわかりやすく面白く解説してくれます。
この本の中で「寛容と愛」という話があります。
スリランカと日本の話なんですが、スリランカは国民の8割が仏教徒で信心深い国民性とのことです。
今から60年前、サンフランシスコで対日講和会議が開かれた際、この国を代表して会議に出席した当時大蔵大臣だったジャヤワルディ元大統領が、「アジアの将来にとって、完全に独立した自由な日本が必要である」との立場から、旧ソ連などが主張した日本分割案に強力に反対し、さらに対日賠償請求権を放棄し、「人はただ、愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては、憎しみを越えられない。」という『法句経』の言葉を引用して、連合国側に「寛容と愛」の精神で日本を擁護し世界に深い感銘を与えたのだそうです。
こういう歴史の事実、スリランカの恩を私たち日本人は、しっかりと心に刻んでおかなくてはなりませんね。
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