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中塚周一のブログです。
 
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111005_223134.jpg久しぶりに本の紹介。
「良寛~日本のお釈迦さま~」という本です。
良寛さん、有名なお坊さんですが、玉島の円通寺で若いときに修業をされていましたから、玉島の人間にとっては親しみの深い方なのです。
私も10年くらい前でしょうか、興味があって良寛さんに関する本を数冊読んでいました。その頃に祖父から、「興味があるんだったら、この本を読んでごらん」とくれたのが、この本です。
良寛さんに関する本は、たくさんありますが良寛さんの人間的な魅力、清貧さを感じることができます。
しかし、私は、それ以上に仏様の教えに従順かつ確信的で、しかもミステリアスな面を感じるのです。
それは、この本の冒頭にある詩「ひとりで生まれ ひとりで死ぬ ひとりで坐り ひとりで思う 展転するもの すべて空 そのように わたしはさとる」というように輪廻転生と成仏が釈尊の悟りであり、それを会得しているということ。
また、良寛さんは、所属宗派は曹洞宗ではあるが、空海上人(真言宗)ゆかりの四国八十八ヶ所を巡ったり、法然上人(浄土宗)ゆかりの箕面の勝尾寺へ寄ったり、日本の祖神・伊勢神宮にも参ったという記録も残っているという。
さらに、「おろかなる 身こそなかなか うれしけれ 弥陀の誓いに あうと思えば」という詩も残していて、修行(自力)を基とする曹洞宗とは思えない、他力の思想を持っている。
よく良寛さんのことを「(何でもありの)雑炊宗」という言い方をするが、そんな言葉で済まされないミステリアスで、何かを握っているように感じるのです。






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